続いてる、って事は、そうなんじゃない?……ま、ここまで来たんだし、行けるとこまで行ってみましょーか。[先を見やりながら行って、歩き出す。地下の廊下には、等間隔で灯りが灯されてはいるがその光は心許なく。廊下の狭さも相まって、息苦しさのようなものを感じさせる。しばらく進むと廊下は階段に突き当たり、それを降りた先には、仰々しい両開きの扉がひとつ。その向こうからは、それまではなかった土の匂いが微かに感じられた]