[イヴァンがカチューシャへと向けた言葉は優しい。男は警戒を強める言葉を紡いだ己に苦さを覚える。対面にきた幼馴染の答えに頷いて]――…そう、だな。カチューシャがいいなら、運ぼう。場所は、……川辺に小屋があるとレイスに聞いたんだがイヴァンは場所、分かるかい?[イヴァンが知らねば、レイスに案内を頼む必要があるだろう。ちら、とレイスへと視線を向ける]