んんー……。見た、って覚えがないのに、妖精の輪の形を知ってる、んだ。昔見たことある、のかなぁ。[ツィンカとマルガレーテの問いに返すのは、やはり曖昧なものになる。自分でも良く分らない状態なため、何だかすっきりしない。けれどマルガレーテに見つめられて居ることに気付くと、へらりと笑って]やだなぁ、マルガレーテ。そんなに見つめられると照れちゃうよ。