─ リンゴの樹傍 ─[ようやくこちらを認識した仔狼の様子>>192に、黒狼は笑うような声を上げる]一体、誰だと思ってたんだよ?[こて、と首を傾いで問うコエは、からかうように]……ひとりで大変だったろーに。よく、諦めないで頑張ったなあ。[それから少しだけ声音を穏やかにして、向けるのは労う言葉]でも、もういいから。……もう、終わっちまったから。泣いたり怒ったりしなくていいんだぞー?