[着替えを済ませ、少しだけ仮眠も取り。幾分か疲れの取れた顔で、再び人の集まるほうへ顔を出した。] あァ、りっチャン。 起きてたんだ。[浮かべた笑みは何時ものように、とはいかなかったが。それから会話の端に聞こえた言葉。] ・・・桜か。[僅かに視線を落とす。]