― チョコレートを探している間 ―
[ユーリーの声>>215に、すこし目を開く。
キリルから見て、ユーリーは自国の人間と変わりなく見え。
失礼ながらじぃ、と見つめてみれば、その目の蒼に、人とは違うものを見つけ]
てっきり、英国の方かと思い込んでおりました。
[ロランの『オニ』よりは、西。ならば、茶葉の国である中国だろうか、と曖昧な地図を思い出しつつ。]
ふふっ、お気遣い、有難うございます。
アジアの御茶は、薔薇の花がきれいに開くものしか知りませんから、グレゴリーさんにお願いする方が確実ですわ。
[気遣いに、はにかんだ笑みを返してから、一礼してその場を去った]