―上空―[高い位置で留まった相手の様子ににやり、と笑みが浮かぶ]さあて、いくでえ。[ぽんと緑竜を叩く。 相手との距離を確かめるような視線を向け、すばやい相手の竜の動きに対応できるかとちらりと考えるものの、それはそのときでないとわからないとばかりに一度首を振って]特大のん、かましたり。[力を溜め込んでいたラスティールがかぱ、と口を開く。 すさまじい音を立てて吐き出されたブレスは暴風の域で。 さすがに風の刃はそれほど多くはないが、凶悪なほどの風の勢いが後押しをしていた]