あ、すみません、ディル導師…[赤くなり俯きながら、カプセルを差し出して]その、つい…ディル導師……[カプセルは差し出すことができたが、言葉がうまく出ない。恥ずかしそうに顔を赤らめたり、あわてたり、何かを言いかけて止めたりと、ころころとその様子を変えてから。どうしようというように、助けを求める視線をヴィターに向ける。その間に、ディルスタン達の方は結果発表を終えるだろうか、自分がだめだったことはすでに覚悟ができていたことなので、それで落ち込むことはもうなかった]