─…あれ?……どこだろ、ここ。[ゆらり、空間が歪んだような感覚に見舞われた後、気がつけば見知らぬ景色の中にいた。きょときょと、と周りを見回して首を傾げて。]…だれか、探そ。[ちりり、と髪に結わえた鈴を鳴らしながら歩き始めた。**]