貴族・・・とも違うであろうな。馬車に乗らぬが馬には乗るぞ。それに支配階級といっても様々でな。それこそ城に住んでいるものから、貧乏長屋で傘張りしている者までいろいろ居る。我はまぁ、どちらかと言えば後者のほうでござるがな。[かんらかんらと笑い飛ばし、トビーが部屋の隅に行くのを見れば]やれやれ、「寝る子は育つ」か・・・。まぁ、本格的に寝てしまったら後で部屋まで運んでやればよかろう。