[一之瀬先輩からの視線を感じる。 相手の意向を聞かないといけないことだから、首を横に振る。 川島先輩からの視線は気がつかなかった]……話が出来れば、少し位別に構いません。[苛苛する。何故か知らないが、焦る]ああ、もう。[一之瀬先輩に目で礼を言うと、肩から手を離した。 ぐい、と真崎先輩の襟をつかんで、耳打ちしようとした]占い師、霊能者、どっちですか[本当はもっと小声でやらないといけないのだけど、近くにいたら聞こえたかもしれない]