― 学長室 ―
[アズマの同行をあっさり許したのには訳がある。
人狼退治をたしなむことはよもや―と、例のオフ会の参加への無言の圧力をかけておいた。
散々怒鳴られプルプルしていたのなら、よもや自ら火の粉がかかるような場所に飛び込むことはあるまいと思っていたのたが。
アズマが輪の中に混ざり込んでいるのが知れれば、おそらく誰よりも雷を落とされるだろう。
仕事に集中するとやや他の事が疎かになるのは仕方が無い事で、アズマが出て行く>>228のを、そちらを見ずにうむと頷き送り出す。
それから暫く経ったころ、ようやく一区切りつくとおもむろに立ち上がり。]
…そろそろ頃合いか。
まっておれ悪そうどもめが。
[ゆっくりと恐怖の足音はパソコン室に*向かっていく*]