―パソコン室―(ねむい……)[何度も何度も閉じかけるまぶた。そのたびに頭をふる。もっと何か諏訪に伝えなくてはいけない情報はないのだろうか。ひっしに頭を捻っていた。一之瀬と百乃喜がパソコン室へ、なにやら大荷物をもって帰ってきた。声をかけられれば軽く手を振る。](IDと、中の人の印象、ほとんどみんな、一致するんだよ……)(しないのは、宮町……)(……あと、俺、川島くんのこと、わかんなくて……)[じっと川島を見つめた。諏訪は彼のことを知っているのだろうか。]