[ミハエルとライヒアルトのやり取りが聞こえると、はっとして眼を見開く。胸の動悸を悟られぬように暫し口を噤むけれど。] おじいちゃんが…抵抗しなかった?[如何いうことか直ぐには飲み込めない。ただ、何の抵抗を見せずにいたという事は、死の直前まで油断していたのではないかと結論づく。違和感を覚えながらもミハエルが部屋を借りるとの言葉に] そっか、わかったのだよ。 お部屋が決まったら教えてね[淡く笑みを作った。]