―研究室→3階奥へ―助かるわ。[私の身に何かあれば少女が気付いてくれる気がしていた。先ほど見えた蛇は時間が経ったからか姿はなかった。ほ、と胸を撫で下ろしたのもつかの間。蛇が二匹落ちてきた。ひ、と悲鳴を上げるのと斧で叩き潰されるそれは同時だろう。逃げるようにこつこつと先へ進めば上り階段と石像がひとつ、奥にも何かある。]…この石像、何か…持ってるわ。