―― 自宅 ⇒ キリルとレイスの家 ――[どうしたらいいか分からなくて、彼の無表情と声音が怖くて。 追い返してしまった]………キリル[話がしたいというのは本当だろうか。 無性に会いたくなった。ずるずると壁に寄りかかるように座り込み、顔を覆う]ごめん、キリル。ごめん、ユーリー。[ユーリーは無罪の人を吊るすといった。 皆、本当にそれをやるんだろうか。 不安定な中で、出来てしまうんだろうか。 はっきりしてれば出来る、と思う。少なくとも自分は]………よし。