―道―ミハエルの悔いが一つでも減るならそれに越したことは無い。[頭を撫でていた手を引っ込め]ウェンに伝えてくる、長老のこと。エーリには、ミハエルにお願いした方がはやそうか。[引っ込めた、その手を振り]少しだけ、妹がいる二人が羨ましくもあるな。じゃあ、また。[最後にそんな言葉を残して、何もなければそのままウェンの家に向かうだろう]