― 広場 ―[無言だった。視線が如実に、エーリッヒの頭に文句を言いたげだった] 動いてもいる、食ってもいる。 後は何が必要なんだ。[両親共に小さかった、遺伝だろうなんて事は自分では認めない] どこの刺客だお前。 つってもすぐそいつだって分かるとは思えないけどな。[齧った痕跡は、鼠とも間違えられるのではないかと、真面目に予想して。そして悲観的な予想に、エーリッヒの体を上から下まで見た。見た挙句に、神妙に頷いた] うん、 お前はやめとけ。