え、そーだった?
ちゃんと見てなかったやー。
[髭の作り物説に後ろ頭を掻き掻き]
んー……そーだねー……
[話題が移れば辺りを見渡して]
あ、じゃあ獲れそーなとこに行けばいーんだよねぇ。
んしょ、っと。
[言うや否や乗っていた巨大鍵にぶら下がる形に体勢を変えて。
一緒にゆーっくり降下して、地面に足をつけた]
えー、けど意外に食ってみたらイケたり…… しない?
[必死な黒猫妖精に首を傾げて見せつつ、よく見れば笑いを堪えるようにちょっと口端がぷるぷるしている。
そうする傍ら、何処かから鍵束を取り出して、その内の一本を選び取り]