―宿屋―[勢いよく開かれた扉、それと同時に来訪を告げる鐘の音はいつもとはちがったがらんごろんと豪快な音で]ブリたん、頼むからドアは壊さないでくれよ。ただでさえ今日は雨とか振りそうなんだからな。[タバコをすい始めたもう一人の幼馴染に、笑いかけてそう言いながら]部屋はいつものやつでいいか?[そう尋ねて、宿帳の記入を促した]