まぁ、可愛い子は得だな…[ぼそりと小さく誰にも聞こえない声でつぶやいて、自分があまり受けることのない扱いをうらやましく感じることは心のうちに。クロエの傍に寄るのは少し遅れて、ギュンターに怒鳴りかかっているライヒアルトの様子はとめるつもりはなかった]クロっち大丈夫か?[そっと、その頭を撫でて]あんま無理はするなよ?[そうやさしく声をかけて、それからライヒアルトとギュンターの様子を眺めていた]