[死者の話になると、小さく縮こまるようにして両手で両腕を抱えて。口を噤んでしまい、伝えるのは史人に任せることとなってしまう。しかし、ふ、と思い出したように顔を上げ]そう、だ…。商店の、おじさん、達も…。[もう一つ見てしまった惨状。誰に言うでもなく、小さく呟きが漏れた]