─山頂─
[エーリッヒの言葉(>>586)とユーディットの様子(>>590)に、ニコニコした笑みを浮かべ、]
お幸せに。そのうち愛の巣なんぞにも遊びに行かせて貰おうかな。
[それはもう嫌味なまでの満面の笑みで、そう言った。]
[──そうして、ミハエルの言葉に同じく未だ蒼い空を見上げる。
この空が、赤や紫を経て、星の瞬く藍に移ろい行くことはまだ知らないけれど。]
────なんだか、この景色を見ていると。
わたしたちって、小さいんだな……って思えてきちゃうね。
泣いて、笑って、また泣いて。あと、怒ったり喜んだりして。
そんな一生も、きっと刹那の出来事──なんだろうね。