[呆れのそれは果たして──] ……いや、待って。[銃身を気軽に軽く叩く様子に。死ぬよ?みたいな響きがあっただろう。] ああ、うん。 そこは……撃つんだ。 …………。[初めて出逢った時、速度を持って背後を取った。それを見て尚、銃を撃つ。ならば、その時以上の策なり苛烈さを持ち込むつもりなのだろうか。アーリックを見極めるのか、それとも、そう言いながらも殺そうとするのか、多少は悩ましさ・疑念の様なものを勘案するように黙り込んで。]