─三階・研究室─[イレーネが呼びかけるのに、つられるようにナターリエへと天鵞絨を向ける]……無理、するなよ。[向けるのは、短い言葉]その辺りなら、何か閃けるかも知れんな。[上げられた名前には、同意して。瑠璃の向いたファイルに怪訝そうに瞬いた]……なんだ、それ?