[ライヒアルトがこちらを見れば、天鵞絨に目を合わせて微笑む。] ありがとう。[あなたも、と目で訴えた。その後、視線を外してイレーネのファイルを見て首を傾げた。ゲルダの声にそちらを向く。] これで食堂のメニュー表しか入ってなかったら、すごいショックね。