あ……[荷物を装置の内側、端の方に押しやって ふと、気付く。] ……そうだ。[安置所へ戻る、と。 ヴィヴィへ伝えずに、戻ってきてしまった。 苦笑いする。そんな事すら考えられない程に 思考力まで低下しているのだろうか、と。] ……。[違う。 元々、そういう酷い人間だっただけだ。 人殺しの娼妓が今更何を、と*自嘲した*。]