[受けた傷から零れる紅。ふわもこがきゅー、きゅーと、不安げに鳴いているのに心配すんな、と答えつつ]……ま、何度もやると、俺もきついけどねっ![ならやるな、と突っ込まれそうな軽口を叩く。蒼と金は、振り被られる刃の軌跡を見据え]……せいっ![気合と共に、霧を纏う刃を振り上げた]