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>>623フォルカー
エーファのログ(入村文は途中まであったりした)
[外套を脱ぎ、身なりを整えたすぐ後、
父たる村長の部屋で、エーファは報告をした。
皆様、良く持成して下さいました、と付け加えられた仕事は、本来村長の行うべきもの。
しかし今年は母の調子が悪く、フォルカーも病気がちな為、数年は二人でこなしていた仕事を一人ですることになったのだった。
昔は体調を崩す事が多かったエーファだが、今では健康そのものだ。
村長の後を継ぐことは恐らくないが、父が何を望んでいるのか、娘には容易く判ってしまっていた。
即ち、相応しい男性を見つけ、早く結婚する事――。
少し困ったように微笑んで聞き流していると、外が騒がしくなった。
エーファは父を遮り、頭を下げてから扉へと向かった。
やって来たのは、鉱山夫の死の知らせ]