『ばさり』[空間から転がり出した影と共に羽音、一つ背の翼は生えていると言うよりも、何かを背負っているようで]……あー?なんか、気がついたら風景変わって、るー?もしかして、ちゃんと移動したのかなー?これー。でも、やっぱりおいらの知らない所だ、困ったなぁ……[くるり、辺りを見回して降りられそうなところに目標を定めて]「ジルエット」!ね、あそこに降りよ?[指差す声に応じるように、ばさりと翼がはためいて。地上に降りる寸前、背から翼が離れて梟にも似た姿に変化した]