>>814 瑠璃[左目から炎が噴出すように、紋が広がる。顔から、首筋を伝い、右腕に。][血管のように脈打ちながら、指先へ。][一度解いた拳を再度握りこむ。人差し指から小指に向けて順に握りこみ、親指をかぶせて締める。朱色の紋がいっそう輝く。](何もいらねぇ、残った右目も、左腕も、命も。アイツにこの拳を叩き込めるなら、他には何もいらねぇ!)[腰だめに構え、突進する。]