[すると上から注がれる帽子への視線を感じで目をパチパチ。
魔導錬金には滅多に関わりあう理由がないので首を傾げた。
けれど、その疑問はマテウスの口から零れた声に霧散する]
――…ぁ!
それじゃ、ライヒアルトの言ってた人って導師様なの!?
あの時は助かりました。ありがとうございます…って、
なに、あの、納得して!?
ええええと、困った先輩助けですよよよ!
[毒を制すは毒?か、ラインダンスの噂に一掃されたあれこれ。
それが変に納得の原因になってたら恩人の青年に申し訳ない、
そう思って慌ててピョコピョコ否定したけれど。
いい笑顔で二回戦の選考に向かった導師に届いたかは*不明*]