─ 自宅兼工房 ─[物珍しそうに眺める様子>>943を見て表情を綻ばせつつ。感嘆の声が上がるのを聞けばほんの少し、安堵の息が漏れた] そう、蓮華草。 ユーリのをイメージして作ったんだ。[顔が綻ぶユーリに笑んで見遣るも、彼がカップに伸ばした手は空しく擦り抜けて。それを見てやや眉尻が下がった] ……ここにこう、色を乗せて、立体感を出すはずだったんだけどね。[色を塗る予定だった場所を指差しながら説明をして、ユーリが口にする言葉を静かに耳にする]