─きるしゅばうむ3F─[寝台の上で、うっすらと目を開ける。痛みと発熱とでぼやけた視界に、見慣れた銀色。左腕だけで無理やり身を起こそうとして、窘められる。]「…ま、若にしては良くやったほうですよ。ともかく、今は休むべきかと。そのままじゃまともに動けもしないでしょうに。」[呆れた様子の従者に頷いて、また*目を閉じる。*]