『はい、ご苦労さまです。わざわざ喚びだしてしまって、すみませんねえ』[にこにこと目の前で笑っているのは、なんだかとっても胡散臭い、が、とてつもなく強い魔力を纏った男]『雷帝の眷属にお願いするのは、少々気がひけるのですが、ひとつ御協力頂きたいことがありまして』