ピノ君、こっちでいい……かな?
[自信なんかはっきりいってあるはずない。
方向音痴は進級しても治るものではありません。
頭の上に居る青色のふわふわは、契約者の心配他所に相変わらずマイペースにころりと転がった。]
道間違えたかな。
や、そんな複雑な道通ったはずはないんだけど…。
[だれぞと似た様な事>>1036を口にしたとか露知らず。
そんなこんなでひょっこり顔を出した先にようやく人が居た。]
あ、誰か居た!よかったー!
先生の試験受ける人?
[ぱたぱたっと手を振って、多分始めてみる赤毛の人に近づいた。]