>>1024 >>1025 >>1026 エーリッヒ[腕に包まれると、守られていると感じる。約束、誓い、思いだして止まない事ばかり。緑の瞳は少しだけ熱いけれど火傷をしても構わないと、女は彼を刻まれていく身体で思う。]…… えぇ。[今、我儘も甘えも愛おしいと思えるのはきっと彼だけ。そんな確信めいた思い。]いき、て…[触れ合う肌から伝わる温もりは夢心地。構わないと思いそれを求める。石化の進んでいない身体を確かめるよう胸元に触れ、掌に伝わる振動に、泣きそうになった。]