[気配も足音も消さない歩みで近付いていく。頭上のひよこらしき銀の塊が頷く様が見える位置まで来て足を止め]ふぅん、そっか。[がっかり、という風でもなく、自然にそう呟いて][ゆるりとサファイアブルーの視線が空間を撫でる]なんとなーく、戦わなきゃいけねー気はするんだが。そんな感じ、アンタはしてねぇ?[背に負っていた大剣を片手で引き抜き、地に先をめり込ませる。ずん、と僅かに響いた其れに、重量は見た目通りと伝わるか]