驚いてもらえて光栄、って返しとこか?
[くすり、笑う。
抑えていては、切り抜けられぬ、と本能が囁きでもしたか。浮かぶのは、獣を思わせる笑み]
っつか、そんな事もできんかよっ!
ハッデいなぁ……。
[紅蓮の炎纏う大剣。は、と一つ息を吐き、銀の円刃を握り直す]
……とはいえ。大人しく、当たる気はねぇんだけどなっ!
[言いつつ、距離を測る。
遠距離から仕掛けても弾かれるなら、懐に飛び込むのみ。
それに一番都合がいいのは、迎撃]
……っせい!
[低い、気合。
相手が飛び込んでくるのにあわせるよに、銀の円刃が下から上へと切り上げられた]