[周囲の温度が下がり、取り巻く焔が僅かに勢いを減らしたかに見えた]
はぁあっ!!
[気合一閃。地面から伸びて来る氷の槍はワルーン・ソードと取り巻く焔をで打ち払い、上空から伸びる針に対しては取り巻く焔がそれを溶かそうと渦を巻く。気合を入れたことにより火力は上がり、レナーテの周囲だけ氷同士の結合を阻んだ]
さっさと……降りてきなぁあああ!!
[小狐の火炎放射に続き、レナーテがその場から、跳ぶ。空中で縦回転すると、その勢いを乗せたまま、ベッティから少し離れた空中でワルーン・ソードを振り下ろした。ワルーン・ソードからも長く焔が伸び、ベッティを掠めて地面を叩き付ける。その軌跡に火の粉が散った]