貴方のことなどどうでもよろしいのです。両親など私達にもおりませんが、姉妹がおりますゆえ。自由と放置は違うのです、まだこの子は一人でいるのは危うすぎる。[魔力の霧を吸収して更に増幅していくふわふわの様子を動揺することなく見据えたまま、言い切り。]そして私は貴方の学友を侮辱したのではなく、貴方個人のことを言ったまで。[馬の嘶きに似た声が響き、その波長がそのまま波動となり。少女の頭上目掛けて降ってくるふわふわを弾いた。]