[>>1686黒江、と呼ばれて目を瞬く。けれど肯定の言も同じ音も紡がず。微笑を返すだけだった]…んー。これも縁に引っ張られた、のかな。でもまあいいや。無理に思い出さなくて良いよ、高井さん。[紡がれた苗字。何かを隠そうとする仕草。一人の存在を思い出したけれど、そう言ってクスと笑った]うん、少し遊んでくれればいいの。何かを揺らせたら、何かが変わるかもしれないから。[ひらりと掌を動かした。微風が青年に向けて吹き、少し強まった桜の香が流れる]