……煩い。
分かったような口を聞くな!!
[オレの呟きを拾って返して来る相手に声を荒げた。
これがオレの身体じゃ無いのは分かる。
でも、何故こうなってるかが、分からない。
疑問に思ったけど、今は気を散らしている場合じゃない。
目の前の相手を殴らなきゃ、気が済まない]
弾けろ…!
[オレの後ろにある空気を圧縮して、即席のブースターを作る。
声と共に圧縮した空気は破裂し、その推進力を得てオレは相手へと肉薄した]
はぁっ!!
[オレの周囲の空気を操作し、身体自体が矢となるが如く固定する。
右足を蹴り足として伸ばし、そのまま相手へと突っ込んで行った]