俺からしたら正当な理由です。
[ずるい、と絞り出された言葉>>2394に返るのは声音のふざけた敬語。
口元に遊んでいた手がひらり、空に流れて]
……終わらせられちゃ困るからね。
俺でもそれくらいの頭くらいは回るよ。
[穏やかな常の表情を失った顔に、対する笑みは水宝玉を細めた不敵に似るものへ]
[それから、紡がれた言葉>>2395は。
知識が多いとも言えない自身でも聞き覚えのある一節]
[はたり、瞬いたけれど。敢えて、知る事実には蓋をする。
どちらにせよ、]
俺の答えは変わらないよ。
……君が、それを許してくれるなら。
[告げる言葉などただひとつなのだから]