[触れて、撫でても。前のように震えが伝わる事は無い。
そのことに確かな安堵と、少しだけの暗い感情]
[敢えて強めていた瞳のいろ。
踏み込まれることを厭い続けているならば、これに逃げを打つだろうと思ったけれど。
紡がれた小さな言葉は解放を選んだ>>3318、から]
[はたりと瞬く数瞬に、苦笑は瞳のいろを巻き込んで]
……俺は、君の事が好きなんだよ、ユーリ。
何があろうと、俺自身がどうなってしまおうと。
俺の想いが伝わることが無くても。
[手は頭の上に触れたまま。
顔に浮かぶのは何処か自嘲にも似た苦笑]
それでも構わないくらいに、好きなんだ。