[コエに苦さは全く感じられないため、フォイユの心境など露知らず。
ヘンリエッタが眠ってもハーノは約束通りに部屋で大人しくしていた。
事が為されているのは階を隔てているため、物音はそんなに大きく聞こえない。
尤も、フォイユが極力音を出さないようにしているためでもあるだろうが]
おにいちゃ ごちそうさま?
[食事を終えた気配>>*8を感じ、コエを届ける。
物足りなさそうだと言うのはその言葉から知れたから、満腹かどうかまでは聞かなかった]
つぎ たくさん たべようね
[今度は一緒に。
そんなニュアンスを含めたコエもフォイユへと向ける。
あまり先のことを深く考えていないため、喰らい続けることの難しさも気付いていない*ようだった*]