…え、リゼ、さん?[変な風に名前を縮めるのは癖のようなもので。]人じゃ…ない…?あたしが…?[リゼの言葉>>*6と、誰かの声>>*7―近くにいる修道士の物だとはまだ気づいていない―に眉を寄せる。]人狼?そんなの伝承じゃ……。[ないのか、という言葉は最後まで紡がれなかった。否、紡げなかった。確かにココにいる、と言うように。]……あたしも、人狼なのか……。[ぽつり、と呟いた。**]