ユリが、死にたくないなら、それもしかたがないと思うよ。
[もし目の前にいるならば、笑顔のままで言ってるであろう雰囲気で]
悲しいことに、どっちかを選ぶ以外に道はないみたいだからね。
[ボクたちが死ぬか、皆の大半が死ぬか、その両方か。ボクはそれを改めて口にはしないけども。
彼女から返る答えは自分が生き残るもの、それから問われるコエ]
ボクは、すでに、一人殺したも同然だけどもね。
[きっかけを自ら作ったのはボク、それを否定するつもりはない。
あの絵の件と今回のことが無関係とはとても言えない、それは今では確信に近いもの]
ユリがお願いするなら、女の子の頼みは無下にできないしね?
それにどんな経緯だって、今ボク達は『仲間』なんだからね。
[返す答え、それから幼馴染からのコエにわずかに困ったように]
別に死にたいというわけじゃないから、誤解はしないでほしいな。ハル悲しませるのも、ボクはいやだしね?