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村は数十年来の大事件に騒然としていた。
夜な夜な人を襲うという人狼が、人間の振りをしてこの村にも潜んでいるという噂が流れ始めたからだ。
そして今日、村にいた全ての人々が集会場に集められた……。
自警団長 アーヴァインは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
山間に一軒の館があります。
其処にはアーヴァインが住んでいます。(使用人と数人と)
旅の人や、ふもとの村の人がたまに泊まりにくる館は、つり橋を渡ったところにありました。
泊まっている間の食料は、アーヴァインが確りと、雪で閉ざされる間も蓄えています。家庭菜園などもあります。
彼は泊まりに来た人々の話を聞くために、幾度かひきとめるかもしれません。
久しぶりに館はとてもにぎわいました。
旅人が一晩の宿を求めて。道に迷った者が迷い込んで。アーヴァインの話を聞いて、見物に。ふもとの村の者が、彼に食料を届けに。
そしてその次の夜が明けると。
唯一の、屋敷と山をつなぐ吊り橋が、ゆっくりと燃え落ちていくところでした。
――そしてアーヴァインが、無残な姿になっていました。
〜STORY〜
あなたたちは何かしら目的を持って、持たずに、アーヴァインの館にやってきました。
しかしその中の何人かが人狼でした。
館の中に人が揃ったときに、人狼はアーヴァインを食べます。しかしそれを見ていたのか、使用人は逃げ出しました。
――つり橋を燃やして。
あなたたちは人狼の仕業だと、わかるでしょう。この世界にはそんなに人狼が珍しいものではないはずです。
出たら殺さなきゃいけないこともわかるでしょう。
幸いここには、殺す道具ならたくさんあります。お好きな道具を選んでかまいません。殺さないを選んでもかまいません。でも殺さなければ、人狼はいなくなりません。いつかは殺されてしまいます。
切り立った崖の上ですから、滑り落ちる人も居るでしょう。身を投げようとすれば、きっと簡単に死ねるでしょう。
山間に落ちた身体は、一体どうなるのでしょうか。
さあ。
恐怖に任せて、それとも正義感に任せて?
愛情に任せて、それとも憎しみに任せて?
赤い血を、崖の下へと降らせましょう。
★役職について【重要】
C:【囁きは見えど、囁けません】つまり赤ログを使った会話(中の人会話を含む)は使用禁止とします。一応、人間なので、狼の言葉は喋れないのでしょう。
狼:自分たちが狼だと最初から知っていても知らなくても構いません。役職はじかれても文句は言わないようにしましょう。
他:お好きなようになさってください。手抜きではありません。
★武器について
何でも適当に使って構いません。探して下さい。
ずっと昔からあるので、地下室かなにかあってもいいかもしれませんね。
書いたもの勝ちです。
★吊りについて
吊りはバファリン最優先。PC視点で殺したい人がいなければPL視点の投票でも問題ありません。殺したい人がいるならPC視点で投票してしまいましょう。委任はなるべくやめましょう
★プロの時に更新時間0:00,7:30のどちらが良いか考えます。希望は言っておいてください
書生 ハーヴェイ が参加しました。
書生 ハーヴェイは、人狼 を希望しました(他の人には見えません)。
[ 天を仰げば薄暮というにも疾うに過ぎ、周囲は宵闇に覆われていた。耳に届くのは自らの呼吸と土を踏む音、後は葉擦れの音ばかり。己以外に生の気配は無い。
人の手で整備された道から一歩外れれば其処は暗き森。叢叢たる繁みの彼方には何があるとも知れない。村の老耆に依れば人を喰らう魔が棲むのだとも云うが、見た者は居ない――否、居たのかもしれないが、其の所在は既に幽冥だ。
緩やかとは言え傾斜の在る道を歩き通しでは、流石に辛い。冬だというのに額に薄らと浮かぶ汗を、腕を持ち上げ上着の袖で拭う。夜闇を吹き渡る風が髪を掠い熱を帯びた頬を撫ぜるも、快いという感じは全く無く、皮膚が粟立つ気さえした。]
……拙ったな。
[ ぼやきの声。目にかかる髪を掻き上げつ、今日の出来事を思い返す。
本来ならば早朝に発つ筈だったのだが、普段世話になっている農婦に頼み事をされては仕方が無かった。用件を済ませ森に入った頃には正午過ぎ。更に途中でランプを失くし、暫くの間捜すも、見付からないどころか危うく迷いかけた。森に踏み込まなかったのは僥倖と言えようか。如何にか道に戻れば最早陽は傾き、其れでも尚歩き続けた結果、現在に至るのだった。]
[ 不意に、視界が開けた。
崖の上に聳える、一軒の館。窓と思しき場所からは灯りが零れる。こんな辺鄙な地に建てられているにしては些か豪奢な造りだが、大して時を経ていないにも関わらず古惚けた外装の其れは、闇夜の中では寧ろ似合いに見えた。
青年の目の前には、岸と岸とを繋ぐ吊橋。彼の館と麓の村との、唯一の連絡手段。彼岸と此岸。其の様相は、まるで幽明の境の如くに感じられた。
――本の読みすぎだな。
声には出さぬ、自嘲めいた呟き。
一歩足を踏み出し木の踏み板に乗せれば、青年の体重が掛かり、吊橋全体が僅かに揺れロープが軋む。彼一人が乗ったところで落ちる筈も無いのだが、矢張り心許無い。隙間から下を見遣るも、底は見えはしなかった。其れは闇の所為だけとは到底思えず、たとえ明かりがあったとて、知れたかは怪しい。此処から落ちれば、まず命は無いだろう――試してみる気は毛頭無いが。
首を緩く一度振って視線を前へと戻せば、もう奈落には目を向けずに。揺れを気にした風もなく、けれど足取りだけは慎重に、館を目指して橋を渡る。
館の上空、中天に懸かる月は冷艶な光を帯びて、近く正円を描こうとしていた。]
[ ガラン、ガラン。
扉の傍に備え付けられたベルを鳴らせば、澄んだ、とは御世辞にも言えない、鈍い音が響く。幾拍かの間を置いて、誰何の声が飛んで来た。]
ハーヴェイ=ローウェルです。
……夜分遅くに申し訳ありません、また、本をお借りしに。
[ 其の言葉に呼応して、重い音を立てて開かれた観音扉の奥から、使用人と思わしき容貌の男性が姿を現す。形式的な出迎えの言葉と共に恭しくして、男はやって来た青年をどうぞ、と中へと招き入れた。
扉の向こうには、赤い絨毯の敷かれた廊下が真っ直ぐに続いていた。薄ぼんやりとした蝋燭の灯火に照らし出される広大な洋館内は、外観同様、奇妙な幻想さを醸し出す。
先ずはと広間に案内されれば、大きなテーブルの上、花瓶に生けられた真白の花が目に入った。落ち着いた色合いで纏められた空間を埋める調度品の数々は、多少古惚けてはいるが丹念に手入れが施され、天井から吊るされたランプの光の下、静かに佇む。開かれたカーテンの先、窓越しに見える菜園は些か不似合いか。]
[ 椅子に座るよう促す召使の声に視線を室内へと戻して椅子に腰掛けると同時、目の前に置かれた一枚の用紙に目を落とし、青年は苦笑を漏らした。]
また、ですか。毎回書いているのに。
[ 主の意向なのだと、男は述べる。訪問して来た客の事を思い出せるようにと。
其の遣り取りも毎度の事で、青年は曖昧に頷きながら万年筆を受け取り、白の上に黒を走らせていく。]
■名前:ハーヴェイ=ローウェル Harvey=Lowell
■年齢:19歳
■自己紹介:麓の村に在住。現在は独り暮らし。
此処へは本を借りに、度々訪れています。
[ 此の館の主、アーヴァイン――其の姓を青年は知らない――と名乗る人物の所有する書斎は非常に大きく、しかも珍しい著書が数多く収められている。青年の住む寒村には図書館と呼べるものが無い為、本の好きな彼にとって此処は正に宝庫であり、月にニ、三度、こうして訪れているのだった。]
[ 召使は時計の下、目に付く場所に在るコルクのボードに用紙を張り付けると、彼は再び礼をして、紅茶を淹れるのと主への報告の為に広間から去っていく。
青年――ハーヴェイ唯独りが残された其の場所は、余計に広く感じられた。体重を背凭れに預けて視線を上げれば、一枚の絵画が目に映る。十二人の弟子に囲まれて共に夕食を摂る、在りし日の救世主の姿。]
最後の晩餐、か。
[ 複製とは言え、稀代の天才の描いた見事な絵ではある。然しこのような場にあると、少々気味が悪くも思えた。]
学生 メイ が参加しました。
学生 メイは、霊能者 を希望しました(他の人には見えません)。
[きし、きし、と吊り橋が揺れる音が響く。
橋を渡って行くのは、何やら包みらしきものを抱えた、小柄な人影。
吊り橋が大きく揺れないように、一歩一歩、歩みを進めて行く]
……ふう……って、わっ!
[不意の風が吊り橋を大きく揺らし、片腕で包みをしっかりと抱えつつ、片手ですぐ横の太いロープを掴む。
ぎし、ぎし、と言う音が響き、やがて、音と共にゆっくりと揺れは静まった]
っとに、もう……これさえなきゃなあ。
[ため息まじりの呟きが、風鳴りに溶ける。
良く通る、高めの声。
幼さを多く残した中性的な外見。
それだけの要素では、吊り橋を渡って行く者が少年とも少女とも判別できそうにない]
さて、冷める前に行かないと、ね。
ばーちゃんに怒られる。
[独り言めいた呟きの後。
またゆっくり、ゆっくりと。
慎重に歩みを進め、吊り橋を渡りきる。
目指しているのは、崖の上の館。
祖母の言いつけで、彼女の焼いたパンを届けに。
それは、いつもの事、変わらない日常のヒトコマ。
……今日に関しては、多少時間が問題だが]
こんばんわー、遅くにごめんなさい。
[館にたどり着けば、顔見知りの使用人に出迎えられ。
祖母の言いつけでパンを届けに来たのだと伝えれば、すぐに奥に通される。
外は寒かっただろう、と温かいお茶とお菓子を出してもらえば。
室内の温もりとも相まって、ようやく一息つく事ができた]
■名前:メイ=エアハート May=Earhart
■年齢:17歳
■自己紹介:村の学校に通う、ごく普通の学生。
色々あって、現在は親元を離れて、祖母と共に暮らしている。
祖母とアーヴァインは昔から交流があり、最近、足が悪くなって吊り橋を渡れなくなった彼女に代わり、その手作りのパンや菓子を届けに屋敷を訪れている。
[お茶と一緒に渡された用紙にさらさらと記入して手渡せば。
今日は他にも人が来ているから、広間でゆっくりしては、と勧められ。
すぐに帰るつもりだったが、時間も遅いのだから、と引き止められるのは目に見えていたので]
……ん、そーだね。
そーしとくよっ。
[明るい声で返事を返し、広間へと足を向けた]
牧師 ルーサー が参加しました。
牧師 ルーサーは、囁き狂人 を希望しました(他の人には見えません)。
[黒い帽子、黒いガウンの男が扉の傍に備え付けられたベルを鳴らしている]
アーヴァインさん、私です。ルーサーです。
懺悔弔問に参りました。開けていただけませんか。
[ベルを鳴らしながら、低く穏やかな声色で用件を述べる。
雨が降り出してきた。やむ気配はない。
雷が鳴り出した頃、ようやく扉が開かれた。
どうやら先客の相手をしていたらしい。]
……ふう、酷い雨でしたな。
これでは、今夜は帰れそうにありませんね。どうしましょうか。
[雨に濡れた衣服を気にしつつ、微苦笑を浮かべる。]
ああ、すみませんが暖かい紅茶をいただいても宜しいでしょうか。
体がすっかり冷え切ってしまって。
■名前:ルーサー・オブライエン(Luther O'Brien)
■年齢:53歳
■自己紹介:麓の教会に住む牧師。
週に一度、出張で懺悔を聞きにやってくる。
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