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ランプ屋 イレーネ は、職人見習い ユリアン を占った。
次の日の朝、自衛団長 ギュンター が無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、貴族 ミハエル、騎士 ダーヴィッド、召使い ユーディット、職人見習い ユリアン、ランプ屋 イレーネ、未亡人 ノーラ、少女 ベアトリーチェ、研究生 エーリッヒ、青年 アーベル、読書家 ミリィ、学生 リディ の 11 名。
『…何処に、居る?』
[その言葉は、聞こえるものにしか聞こえなかったかも知れず。
風に包まれた青年は、その手を伸べて群集を探るように目をやり…]
[本人から腕が伸ばされれば、左手はその腕を取り一気に抱え込む。]
…リディ!?無茶するなっ!…大丈夫だったか?
[しかし、如何せん人ごみの中…このままではにっちもさっちもいかなくて。]
[青年は近辺で一番人がすくなさそうな場所を考える]
………………しっかり捕まってろ
[青年が思いついたのは脇にそれるのでも、交代でもなく前進]
[先頭にでてしまえば、そこなら人並みは途切れてる]
[源泉を囲む柵の上に、蒼い風は立ち。]
『…逃がさんよ。』
[唇が紡ぐ人ならぬ声は、そこらの人々には聞こえなかったかも知れず。
強い風が、手を伸べた先に。]
[この人込みでは、見物をしようにも、下手に追い掛ける訳にもいかず。ユーディットの手を握った儘に、人の流れに乗るようにして、ゆっくりと動く。よくは見えないが、逸れるよりはずっとマシだろう]
……………?
ユーディット、どうかしたのか?
[黙り込んだ彼女の方を、ちらと見て――]
[それから、天高く投げられた花輪へと、視線を移す]
投票を委任します。
少女 ベアトリーチェは、未亡人 ノーラ に投票を委任しました。
[…全てが止まったかのような感覚。
いや、実際、止まっていたのかも知れない]
…ぇ?
[…時が動き出した時、頭に響く声。
誰?そして…言っていることが、分からなかった]
ランプ屋 イレーネが「時間を進める」を選択しました。
[何か不思議な感覚。
子供は首を傾げた。
でも周りの熱気のせいで、あんまりよくわからない。
何か聞こえた。
それはまるで、きょうだいとの会話のように。
あの人との会話のように。]
……っ!?
[突然変わった風。
何か、どこか違うエーリッヒの様子……と、消えた団長。
いや、それより何より。
その風から感じる力は]
……マジか、バカ親父。
[呟き。
どこまでもどこまでも、その物言いにはミもフタもなく]
[鼠の呑気な声にやっぱり苦笑して]
[びく、と顔が強張る。
気配が、空気が、一気に変わる]
[顔は上げられなかった。
恐らくそれは一端だったのだろうが、それでも]
[たんっ、と。
着地するのとほぼ同時に、目の前の源泉に落下するエーリッヒ。
その上に、ふぁさ、と落ちた、白い花輪]
……何がなんやら……。
[半ば呆然としつつ、呟いて。周囲を見回す]
……うはー…びっくりしたー…。
流されてちょっとうっかり河を渡るかと思った。
アーベルにぃ、ありがとっ!
[抱え込まれれば、保護先を見上げて短く礼を告げて。
アーベルの言葉に従うように、人波を掻き分けて前の方へと進む。
視界の開けた、先に]
[―――一陣の風。]
……え?
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